FBMふらんす車紀行 シトロエン・アミ8

シトロエン・アミ8
2012年10月撮影 長野県車山高原にて
年に一度の10月に、長野にフランス車がゾロゾロ集まってくるイベントがあります。
その名もフレンチ・ブルー・ミーティング(FBM)。数台のフランス車の集まりから始まったこのイベントは、
今や参加車は3,000台を超え、7,000人もの人が集まる大イベントへと成長しました。
普段は見られないレア車に出会えるだけでなく、グッズの販売やイベントもあり、何度行っても飽きません。
このアミ8も、普段はなかなか見られないレア車で、FBMならではのフランス車です。
2CVの上級モデルとして登場したアミ6。その後継モデルがこのアミ8ですが、
日本の安全基準に適合しなかったため、1970年には輸入を止めざるを得ませんでした。
そのため、それ以前に少数輸入された個体が日本にいるのみで、普段の生活で見られる車ではありません。
アミ6よりも落ち着いたフロントデザインや、ファストバックのようなリヤスタイルが特徴的です。
ミラーやメーター類も実にシンプルにな造りになっており、2CVのエンジンやシャシを流用したりと、
シトロエン特有の合理的な考え方が随所にちりばめられています。
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